第70回記念東海聖会
第70回(記念)東海聖会が明日(11/4)Zoomによるオンラインで開催されます。講師は教団理事長の土屋潔先生です。四つの会場(名古屋、豊川、浜松、富士)を結んで聖霊の豊かな恵みに与ります。当教会から聖会に参加する兄姉は24名ですが、参加できない兄姉も祈りと献金によって協力していただければ幸いです。教会あげて聖会のために祈り協力することによって、その恵みは教会にかえってきます。アッセンブリー教団の聖会はいつも聖霊が主役です。集められた兄姉が聖霊に満たされ、喜びにあふれ、力に満たされ、真理の証し人として、世に遣わされていくのです。
聖霊の時代
私たちの信じる神は、父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神です。神はその存在においては一つですが、三つの位格をお持ちです。これを神学用語で“三位一体(さんみいったい)”と呼びます。御子キリストは父なる神から“生まれ”、聖霊は父と御子から“出た(発出した)”お方です。御子も聖霊も父なる神と全く同質のお方です。今朝は、特に「聖霊」について認識を新たにしましょう。旧約時代には聖霊は神によって選ばれた時に、選ばれた人たち(王、預言者、祭司、指導者など)に限定的に注がれました。しかし、新約時代には、イエス・キリストを通して、すべてキリストを信じる者に賜物として与えられるようになりました。神が預言者ヨエルを通して「その後(終わりの日に)わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ」(ヨエル2:28)と約束されたことがペンテコステの日に成就し、イエスの120人の弟子たちすべてに聖霊が注がれ、教会が誕生したのです。以来、聖霊は教会とともにあり、教会のうちに住まい、私たち教会は聖霊とともに生きるキリストのからだとして、この世にキリストを証するのです。今は聖霊の時代です。
もうひとりの助け主
新約聖書は多くの箇所で聖霊について言及しています。ルカ文書(福音書と使徒行伝)では、聖霊に満たされて福音を大胆に証しすることが強調され、パウロ書簡では人間の救いや聖化(きよめ)と聖霊の関係が強調されていますが、聖霊が神のことばを大胆に証しすることも述べられています。きょうのテキストであるヨハネ福音書においては、特に聖霊が「もうひとりの助け主」と呼ばれ、私たちをすべての真理に導く教師として紹介されています。
14:16-17では、もうひとりの助け主(聖霊)の人格性とこのお方がいつまでも(永遠に)私たちと「ともに」あり、私たちの「うちに」おられるお方であることが強調されています。この地上ではイエスは一時期弟子たちとともにいましたが、十字架、復活、昇天によって去っていかれました。しかしこの「助け主」はいつまでも私たちと「ともに」私たちの「うちに」いてくださるのです。14:26では、「助け主」はすべてのことを教え、キリストのことばを思い起こさせてくださること、15:26、16:8,13では、キリストをあかしし、罪や義またさばきについて世に誤りを認めさせ、私たちをすべての真理に導き入れてくださることが述べられています。
≪黙想と適用≫
聖霊に満たされ聖霊と共に生きていますか?